2021年11月に、『きみにはどう見える⁉親子ではじめるアート思考』イベントを開催しました
アート思考はビジネスで注目されてきたのですが、一度勉強してみると小学生向けにやってみると面白そうということで、おそらく日本初の小学生の親子向けのアート思考イベントを開催しました🖼
「そもそもアート思考ってなに?」という方のみの参加でしたが、「とても気付きになった!」「こんな考え方があったなんて面白い!」などの好評をいただけました
本記事では、開催したイベントの内容について報告します🐧
『きみにはどう見える!?親子ではじめるアート思考』
自分だけの見方や答えを生み出すアート思考を親子で体験♪
絵が好きな人もアート思考?って人も、誰でも楽しめるイベントです。
親子で作品カードを作ってシェアして、新しい発見をしましょう!
開催内容
11月のPendemy学びのイベントのテーマは「アート思考」🎨
芸術の秋にピッタリなアート思考を楽しく体験できるイベントでした
実はアート思考、美術に苦手意識がある大人も子供も身につけるべき考え方として、非常に注目されています。
本イベントは、まず親子で似顔絵を描いてアート思考の概念を学び、最後にアウトプット鑑賞で絵を見て感じたことを作品カードとして表現してもらいました🖍
親子で似顔絵のワークにチャレンジ🎨
講師「親子で素晴らしい似顔絵を描いてみよう!」
まず、親子でお互いの似顔絵を描くワークに挑戦してもらいました🎵
「あんまり似てない😭」
と悪戦苦闘する親子に次の問いをしてみました😊
講師「そもそも素晴らしい絵ってどんなのかな?」
参加者「よりリアルに描くこと!」
講師「それも一つの答えだよね。でも、リアルに表現するのはスマホで撮れるよね😌」
そして、素晴らしい絵とは何かという疑問についてもっと深く考えるために、現代のアートについて解説しました😊
アート思考とは?
確かにカメラのない時代は「模写=素晴らしい絵」とされていました。
しかし、カメラ発明後、模写だけでなく、絵でしか表現できないことに置くようになってきました。
そっくりに描くことにこだわらず、自身が思ったことを好きなように描いていいんだよ。
と伝えた後に、再度、親子の似顔絵を描くワークにチャレンジしてもらいました🎨
上の2つの絵は、小学1年生の男の子が一人で描いたパパの似顔絵です😊
左がはじめに描いたもの。右が現代アートの解説を聞いた後に描いたもの✨
大きく変わっていますよね😌
パパ「(右の絵を見ながら)これは一体なに・・?」
息子「これが顔で、家で大工している時のお父さんは右上、左下は・・・」
こんな親子の対話からお互いの考えを知ることができ、新しい気づきを得たようです💡
作品カードづくり
次に、絵をより深く見るためのアウトプット鑑賞のワークをしました♪
アウトプット鑑賞は、絵を見て感じたことをひたすらアプトプットして、うちに秘めてる感覚を引き出す方法です。
- 絵を見てどう思う?
- どこからそう思う?
- そこからどう思う?
抽象画の作品をみながら、アウトプット鑑賞をしてもらい、親世代と小学生世代との絵の見方の違いに意外な発見や面白さがありました😊
最後に、抽象画をアウトプット鑑賞して、自分なりに出た答えを作品カードとして描いてもらいました
同じ作品を鑑賞してもらいましたが、それぞれ着目したところや感じたことが異なり、ユニークな作品カードが完成しました😊
「皆それぞれの見方を持っていて答えが違う」と発見し、自由にアート思考の面白さを体験できたようでした😊
リモート開催
今回は同日同時刻にリモートでも開催しました😊
リモートでもイベント会場と同様に似顔絵のワークに挑戦してもらいました🎨
リモート開催で参加してくれた子の似顔絵もアート思考の解説を聞く前と聞いた後では大きく変わっていますね😊
笑顔がかわいいお母さんがなんと赤鬼に変身⁉大きな金棒まで持っていますね👹
自由に発想を膨らませて描いているのが分かりますね🎵
まとめ
参加者の方から、「アートってこんな楽しみ方があるんだ!」「うちの子の考えてることが少しわかったので気づきがあって良かった」など多くの好評をいただきました✨
本イベントを通して、アートをより楽しむきっかけになってくれたらうれしいです😊