2021年8月に、小学生の夏休みの自由研究イベント『水害に強い家を工作しよう♪』を開催✨
イベントでは、水害が発生するメカニズムを知り、水害に強い家を作ってみて、実際に水害を発生させて家が耐えられるかを競う内容でした♪
サーキュレーターとジョウロを使って暴風雨を起こして作った家が耐えているところは、特に盛り上がりました😊
本記事では、開催したイベントの内容について報告します🐧
『水害に強い家をみんなで工作してみよう♪』
今年の梅雨は大雨が続き、全国各地で水害による被害を受けておりました。
本テーマを通して、水害がなぜ発生するのか?
水害から身を守るためには、どのように対策するする必要があるのか?
といったことを、あらためて考え、意見を出し合って、実際に作ってたしかめる。
そんな機会を本イベントでご体験していただきます。
開催内容
今回は、記念すべきPendemy初めての学びのイベント。
東京都府中市で募集し、小学4年生の女の子と小学5年生の女の子とその保護者様が参加しました🍀
イベントは1時間半で、前半パートでは対話を通して水害発生のメカニズムや対策について考え、後半パートでは、ワークとして実際に水害に強い家を作って、色んな水害に耐えれるかをやりました。
水害について学ぶ
そもそも水害ってどんなものがあるの?
こういった身近でも起こっている水害について、問いかけベースで改めて考えて、対話して、学びを深めるための講座を行いました。
2021年の梅雨は実は「観測史上1番長い梅雨」で、改めて水害が引き起こす被害の大きさと今のうちに対策できることについて、考えるきっかけになったと思います。
ワークショップ(水害に強い家を作る)
水害に強い家の条件について、理解を深めた後、いざ家づくりに挑戦!
「どういう家の形が倒れにくいんだろう?」「濡れても大丈夫な素材を使わないと。」「水が溜まったときの排水はどうしよう?」といったことを試行錯誤しながら作ってました。
最後には、ちゃんとデコレーションのことも考えていて、女の子らしい観点も盛り込まれてました♪
水害発生イベント
事前に3種類の水害のイベントが発生することを告知し、全ての水害に耐える家を作ってもらいました!
実際には、集中豪雨はジョウロ、暴風雨はサーキュレータとシャワー、氾濫はバケツで再現。
どちらの家も完璧に耐えていて凄かったです✨
水害に耐えた家
水害に耐えた不思議な形の家なんですが、聞いてみると色々考え抜かれた設計でした。
- 背の高い家にしたのは、もし氾濫して水位が上がっても住んでいる人が上がって救助を求めるため
- 上向きにつけたコップが雨の受け皿になり、ストローを通じて土台のコップに入り、その水の重さで基礎を安定させる仕組み
- 土台に水が入るとストローの破片が舞いキラキラと綺麗に水の中で舞う演出もあり
これらのことを数十分程度で頭で設計して作り上げた小学生の力に、企画者の私もびっくりしました!
まとめ
本イベントを通して、ニュースで見るような水害を、自分事として捉えるきっかけになったと思います。
水害の対策として今回は家づくりをテーマにしましたが、自分で試行錯誤して家づくりをして、ちょっとリアルな水害を耐えているところは盛り上がって、終わった後も印象に残っているようでした♪
家に帰っても、親子で水害対策について対話する・・そんなことになっていたら本イベントは大成功ですね!