2021年9月に、小学生向け工作大会『沈まない船を作ってみよう!』を開催✨
イベントでは、船が浮かぶ仕組みである浮力・重力について学び、子どもたちに実際にしずまない船を作ってもらいました🚢
試行錯誤して作った船にお宝を積んでいく実験は大盛り上がりでした✨
本記事では、開催したイベントの内容について報告します🐧
イベント概要
『沈まない船を作ってみよう!』
理科で学ぶ「重力・浮力」の関係を、工作を通じて実体験をしながら深く学んでいきます!
最初に、講師から「重力・浮力」の前提知識を簡単に説明します。
より深く理解するために、日常のなぜ?をベースに、参加者が積極的に意見を出せる雰囲気を作ります。
そして、日常にある道具を使って「しずまない船」を実際に作ってもらい、より多くの宝を船に積めるように試行錯誤しながら工作体験していきます。
開催内容
Pendemyの二度目の学びイベントとなる今回は、参加者の兄弟も加わっていただき、6名の子どもたちが沈まない船作りにチャレンジしてくれました🎵
イベントは1時間半⌚前半は船が浮かぶ仕組みである浮力・重力について学び、後半は実際に沈まない船を作って実験しました😊
船はなぜ浮かぶのか学ぶ
船ってどうして重たいものを載せても沈まないの?
まず、その疑問を解決するために浮力・重力について解説しました😊
次に、どんな状況になったら船は沈むのか考えました‼
暴風や荒波で転覆したり船体に穴が開いて浸水したり…船が沈んでしまうアクシデントを想定して、どのような船だったら沈まないのか意見を出し合いました🎵
そして、沈まない船には次の条件があることを学びました‼
沈まない船の条件
- 浸透しない
- 船の底などの穴から水が染みこまない
- 浸水しない
- 船の中に水が入り込まない
- 倒れない
- 暴風雨や波がきても、倒れない構造
- 浮力と重力がバランス良く保っている状態
船の浮かぶ仕組みと沈まない船の条件を学んで、ワークショップに移りました🎵
ワークショップ(沈まない船を作る)
どうしたら沈まない条件を満たす船が作れるのか考えながら船作りのワークショップ開始✨
材料は10本のストロー‼ストローをテープなどでくっつけて船を作ります🚢
船の形でなくてもOK👌複数の船を作ってもOK👌
「浮力を受ける面積が多くなれば、それだけ船の重さにも耐えられるよねー😊」
「船の底の面積を広げないと‼でも、波にも耐えられるように高さも加えないと‼」
などと意見を出し合いながら子どもたちは思い思いの船を作っていました🚢
理科で学習する浮力・重力の関係というちょっと小難しい内容ですが、しっかり原理を理解して試行錯誤しているようでした✨
それぞれの工夫が盛り込まれた個性豊かな船が出揃いました🎵
お宝積み大会
完成した船を水に浮かべて、誰が一番お宝(おはじき)を詰めるかゲーム形式で大会がスタート✨
船におはじきを積んでいきます😊
お宝を10個積めたら荒波が発生🌊20個積めたらシークレットイベントが発生✨
シークレットイベント目指して、お宝を積んでいきました🎵試行錯誤した甲斐あってどの船もたくさんのおはじきを積むことができました🚢
盛り上がりすぎて最後には、
「もっと船を作りたーい🎵」
「家のお風呂でまた挑戦してみる‼」
「次のイベントもあったら、また参加したい😊」
と胸が熱くなる嬉しい声が聞けてやってよかったとしみじみ思う一日でした✨
リモート開催
今回は当日イベント会場に来られなかった方向けのリモート開催も後日行いました🎵
イベント同様、前半に浮力・重力の関係を学び、後半に船作りのワークショップを行いました🚢
リモート開催では、割り箸の船を作り10円玉を積んで実験しました😊二組ともオリジナルのフラッグを立てた沈まないように工夫を凝らした船が完成✨
どちらの船も見事に10円玉を積むことができました🚢
まとめ
本イベントを通して、少し難しい浮力・重力の関係についても身近なこととして学ぶことができました🎵
みんなで意見を出し合って試行錯誤して船を作った経験で、子どもたちに学ぶ楽しさを感じてもらえたら嬉しいですね😊