みなさん、こんにちは!Pendemyのコラムへようこそ🐧

第7回のテーマは、子どもたちの口ぐせのような「なんで?」に、どう向き合うか。

日常にあふれるこの“問い”こそ、実は学びの種。

STEAM教育では、「問いを持つこと」からすべてが始まると考えられています。

今回は、そんな探究のはじまりをどう育てていくのか——

STEAM教育を実践するPendemyならではの視点から、家庭での関わり方のヒントをお届けします。

はじめに|子どもの“なんで?”は、学びのチャンス!親のひと言が未来を変える

「ねえ、なんで空って青いの?」

「どうして魚は水の中で生きてるの?」

そんな“なんで?”に、つい「あとでね」と返してしまったことはありませんか?

でも実は、こうした問いこそが、子どもの学びの原点。

その一言には、世界を知ろうとする強い好奇心が詰まっています。

私たちPendemyが大切にしているSTEAM教育でも、学びはいつも“問い”から始まります。

では、この問いとどう向き合えばいいのでしょうか?

子どもの好奇心は“問い”から育つ|STEAM教育が大切にする視点

好奇心の種は「問い」から生まれる

子どもが発する「なんで?」は、ただの疑問ではありません。
これは、自分の周りの世界に興味を持ち始めたサインです。

文部科学省が推進するSTEAM教育においても、すべての学びは“問い”から始まると考えられています。

「なぜそうなるのか」「どうしてこうなっているのか」。
その疑問に気づき、自ら考え、調べ、試してみる。

んな探究のプロセスは、大人が与える正解よりも、子ども自身が深く学びを体験する入り口になるのです。

親の反応が、子どもの学びの姿勢をつくる

「そんなの学校で習ったでしょ」

「あとでパパに聞いて」

子どもの”なんで?”に対して、つい、そんな言葉で流してしまうこともありますよね。

でも、子どもは“なんで?”を受け止めてもらえたかどうかで、自分の好奇心が大切にされているかを感じ取っています。

「それ面白いね。一緒に考えてみようか」

そんな一言が、子どもにとっては「学ぶことって楽しい」と思えるきっかけになるのです。

「子どもからの質問」にどう答える?家庭でできる3つの接し方

子どもからの「なんで?」に、うまく答えられない——

でも少しだけ視点を変えると、無理に“正解”を出さなくてもいいことに気づきます。

ここでは、家庭で今日から試せる3つの関わり方をご紹介します。

答えを教えるより、“問い返す”

たとえば、夕飯どきに「なんで月って丸いの?」と聞かれたら、
「それはね…」と説明を始める代わりに、こう返してみましょう。

「なんでだと思う?」

この一言で、子どもの思考はぐっと深まります。
正解をただ与えるより、「自分の考えを持つこと」が大切な学びにつながります。

たとえ見当違いでも、考える過程こそが探究の力を育てるのです。

実物や体験につなげる

たとえば、お風呂上がりに「氷ってなんですぐ溶けちゃうの?」と聞かれたとき。
冷凍庫から氷を1つ出して、お皿に乗せて一緒に観察してみましょう。

「手で触ったらどうなるかな?」「部屋に置いておくとどうなるかな?」

図鑑や絵本を開いてみるのも効果的。
言葉だけの説明より、目で見て、手で感じる体験が、記憶に深く残ります。

「いい質問だね!」で承認する

たとえば、外出先で「どうして雲って空に浮かんでるの?」と突然聞かれたら、
「そんなの知らないよ」と言いたくなることもあるかもしれません。

そんなときはまず、「いい質問だね!」と返してみてください。

質問すること自体がポジティブな行動だと伝えることで、
子どもは「もっと聞いていいんだ」と安心し、好奇心を持ち続けられるようになります。

まとめ|子どもの「なんで?」を伸ばす親の関わり方とは?

子どもの「なんで?」は、未来をひらく扉かもしれません。

正しい答えをすぐに出せなくても大丈夫。

「一緒に考えよう」「調べてみよう」——

そんな関わり方が、子どもの探究心を育てる第一歩になります。

タブレットを使って学ぶ子どもたちと見守る保護者。STEAM教育イベントでの探究の様子

もしその芽をもっと育ててみたいと思ったら、PendemyのSTEAM教育イベントをのぞいてみてください。

新しい環境だからこそ見える、子どもの“伸びしろ”がきっと見つかります。

\最新のイベント情報は/
公式LINEをチェック!
\毎週通える!Pendemyが運営する/
各種教室の詳細はこちら!